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教わったのは「自走」のマインド。仕事の見つけ方を知った、半年間のインターン生活

Kaizen Platformでは、インターン生を積極的に募集しています。

今回は、Kaizen Platformが設立した2013年、「インターン生第一号」としてインターンに参加した経験のある増沢諒さんにお話をうかがいました。

インターン卒業後は、大学院での研究と政治家の秘書としての活動に力を入れ、現在は自動運転やシェアリングエコノミー、ロボアドバイザーによる資産運用など、世界的にもホットな領域でクリエイティブを仕掛けるNEWPEACE Inc.でプロデューサーを務める増沢さん。

約半年間のインターン経験を通して得たものや、インターンに参加するうえでの心構えなどについて聞きました!

「今ベンチャーでどこが面白そう?」IT企業で働く知人に聞いて知った、Kaizenの存在

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──はじめに、現在の増沢さんの仕事について教えてください。

NEWPEACE Inc. という会社で働いています。僕らは“ビジョニングカンパニー”と言っているのですが、社会の課題を見つけ、既存の価値観を変えるような新しいビジョンをクライアントさんと一緒に作っていくのが仕事です。

僕はその中でも政治や公共関係のクライアントさんを担当していて、政治家や政党が有権者とよりよいコミュニケーションをとれるようお手伝いをしています。

──Kaizenのインターンに参加したきっかけを教えてください。

大学を卒業後、社会人生活を2年半ほど経てから、政治について研究するために、大学院に通うことにしたんです。もちろん研究をしたいという思いが一番でしたが、一方で、社会人としての基礎を学べる20代前半に仕事から離れることで、成長する機会を失ってしまうのではないか? と不安にも思いました。

そこで、限られた時間の中で濃い経験を積める機会を探したいと思い、インターンに参加することにしたんです。僕がKaizenでインターンしていたのは、2013年10月からの約半年間。Kaizen初のインターン生だったと思います。

──2013年というと、Kaizenが設立された年ですね。Kaizenのことは、はもともと知っていたのでしょうか。

もともとモバイルコンテンツ事業などを提供している企業で働いていたこともあり、IT界隈が気になっていました。そこで複数の知人に、「ITベンチャーで今どこが伸びてる?」「どこが面白いと思う?」と聞いて回ったら、当時からぐんぐん伸びていたKaizenをお勧めされました。

大手クライアントも任せてもらえた「信頼感」と「フォロー」

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──インターンではどういった業務を担当されていましたか?

僕が入った時期がちょうど会社の拡大期と重なり、インターン生も10人くらいに増えたので、それぞれ担当していた業務はバラバラでしたね。

大まかに営業チームと開発チームとで分かれていて、営業側は主に営業の獲得からクライアントさんのフォローアップまで担当し、開発側はカスタマーサポート集やQ&A集などを作ってプロダクトをフォローしていました。僕はそのどちらも経験できました。

──Kaizenのインターンだからこそ経験できたと思うことはありますか?

一つは、任せてくれる範囲が大きいことです。誰もが名前を知っているような大手クライアントさんの大型案件も僕が担当する形で任せてもらえて。もちろんそれが成り立つのは先輩方からのフォローあってのことですが、インターンとしてはすごく広い範囲を信頼して任せてもらえていたと思います。

また、インターン生を束ねる立場にも置かれたので、マネジメントの部分でも勉強になりました。みんなやる気があったのでモチベーション管理はまったく必要なかったのですが、全員に面談して、誰がどの配置でやっていくのが一番力を発揮できるか、という判断まで任せてもらえたのは刺激的でおもしろかったです。

「増沢くんはどうしたい?」何度も聞かれるなかで、今やるべきことの見つけ方を学んだ

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──社内のメンバーと一緒に働くなかで、印象に残っている言葉はありますか?

会話の中で「増沢くんはどう思うの?」「どうしたい?」ってよく聞かれるんです。みんなはよく「自走」という言葉を使っていたのですが、人から指示されて仕事をするのではなく、自分の頭で考えて今何をすべきか見つけていくことはすごく意識させられました。リクルート出身のメンバーが多いので、マインドも含めてその文化を疑似体験できたのはお得でした。

──ほかに記憶に残る社内のメンバーとの交流はありましたか?

人数が少なかったので、終業後みんなでご飯に行って、仕事のことや今後のキャリアなどよく相談に乗ってもらいました。インターンを辞めると決めたのも、メンバーの方とご飯に連れて行ってもらったことがきっかけだったんです。

僕は現在、政治に関する仕事をしているんですが、学生のころからずっと政治に興味があって研究を続けていて。それをご飯中にぽろっと話したら「今は大学院に専念して、そっち(政治)を極めたほうがいいんじゃない?」って言われたんですよ。Kaizenを辞めた方が増沢くんにとっては得るものが大きいと思うよって。

たしかになあ、と心を決めて辞めた後は、そのぶんの時間を使って政治家の秘書になりました。その経験は今の仕事にも繋がっていますし、あのときアドバイスしてもらえて本当に良かったと思っています。

なりたい像が明確なほど、Kaizenのインターンは楽しめる!

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──当時を振り返って、Kaizenでのインターンが向いている人に共通する特徴はありましたか?

自分のことを客観的に見て、こういうスキルを伸ばしたい、と言える人が多かったですね。「なんでKaizenで働きたいの?」って聞くと「〇〇(仕事内容)を経験できる機会があると思うから」とかってスラスラ答えるんです。

当時、まだ会社が設立して1年未満で情報もそんなに世に出ていなかったので、会社の状況と各自の希望が合わずにドロップアウトする人も当然いました。そのなかで、なりたい像が明確で、目先の小さなフィットしないことより、もっと先の目標を持っている人たちは結構残っていました。逆に、バイト感覚で入った人は手持無沙汰になってあまり楽しめなかったのではないかと思います。

──最後に、Kaizenでのインターンを振り返ってどうでしたか?

Kaizenには、具体的なスキルどうこうより、社会人としてのマインドを育ててもらったような気がします。

代表の須藤さんをはじめ、仕事ができる人はたくさんいましたが、気軽にコミュニケーションできる環境でしたので、プレッシャーみたいなものは感じることなく、今思い返してもいい環境でした。辞めたあともオフィス移転パーティーの招待が届いたり、こうしてインタビューに来てもらえたり、関係性が途切れないのがうれしいです。

僕は週3~4日ほど働いていましたが、もっとガッツリ参加してもよかったなと思っています。稼働が少ないと、会社の成長速度が速すぎて全然キャッチアップできなくなるんです(笑)。今後インターンに参加する人はできるだけ長い時間、関わることをおすすめします!

──増沢さん、ありがとうございました!

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