Growth Hacker Awards 2021 受賞者インタビュー --- 「ナレーション賞」ザブローさん
去る2月10日、第7回目となる、年に1度のグロースハッカーたちの祭典「Growth Hacker Awards 2021」をオンラインにて開催。昨年度、大幅な成長・成果を出したグロースハッカー達が表彰されました。
▼全受賞者はこちら
今回は2021年度のナレーション賞を受賞されたザブローさんにお話を聞きました。
ー 受賞されてのご感想を教えてください。
受賞のご連絡をいただいたとき、とてもびっくりしました。私は受賞されている他のグロースハッカーさんのように、動画のスキル・センスがまだまだ足りていなんじゃないかと感じていました。そこで、強みであるネットワークを活かして「ナレーションの力でクライアント様に少しでも貢献できれば」と考えて取り組んでいましたので、この賞をいただき「少しは貢献できたのかな」と感じ、大変嬉しく思います。
ー 今までのご経歴を教えてください。
TVCM制作会社で、編集エディターとして10年、プロダクションマネージャーとして5年、その後また編集エディターに戻り3年ほど働いてきました。
大学卒業後、福岡にてAfterEffectsで動画編集を始め「AfterEffectsの上のソフトは何だろう?」という思いから調べていくうちに、「東京のTVCMの最前線ではAutodesk flameで編集している」ということを知り上京。オンラインエディターとして約10年TVCM制作に携わりました。
その後、結婚を機に地元に戻りプロダクションマネージャーとして、制作・撮影・編集と全てに関わっていました。
現在は独立し、グロースハッカーとして動画制作・ナレーション収録mixを行ったり、地元企業の動画広告やインタラクティブ動画の制作なども行っております。
ー グロースハッカーになったきっかけは何ですか。
TVCM編集を昔から行ってきたのですが、2015年以降、広告予算がTVCMからWebへどんどん移行していき、Webでの動画活用が盛んになりました。そんな折、TwitterにてKaizen PlatformのグロースハッカーさんがWeb動画で活躍している、という記事を拝見し「これだ!自分も!」という気持ちから、会社員としてTVCM編集をしながら「副業」という形で、グロースハッカーに登録しました。
▼ナレーション賞発表時の様子
ー お仕事を進める中で意識していること、大切にしていることを教えてください。
大切にしていることは、クライアント様・Kaizen Platformの担当者・動画制作者、この「三者の思いを感じ取る」ということです。
ナレーションの発注には、完成した映像とナレーション原稿が手元に届きます。「クライアントはこの動画でどういうことを訴求したいのか」「完成した映像は、どのような意図が込められ制作されているのか」「Kaizen Platformとしてこの動画に組み込むべき知見はなにか」この三者の気持ちを理解し、
「どのような声質のナレーターを選択するべきか」
「どのようなトーンで収録させるべきか」
「BGMとのmix加減はどのくらいにするべきか」
などを重要視しつつ、ナレーションを納品しています。
また、短納期での発注〜納品のサイクルですので、即レス・即対応も強く心がけています。
ー グロースハッカーになって苦労したことを教えてください。
当初はナレーション案件は少ない状態でした。そのため、グロースハッカーとして動画制作を行っておりましたが、自身のデザイン力やアニメーション力が足りず満足のいくものが作れない状態でした。
というのも、今までの動画制作の仕事では、対面で打合せしたり、演出意図などを監督と話したりしながら進める形だったのですが、Kaizen Platformでの仕事の進め方は「字コンテやslackなど、テキストのみの軽い打合せ」を基本としているため、それまでの仕事の進め方のように「話して確認しながら作っていく」ということができませんでした。「自分ひとりで考え、自分の力だけで作る」ということが求められており、最初は制作意図の汲み取り等がうまくできず苦労しました。
ですが、クライアント様との打ち合わせはKaizen Platformの担当者が対応してくれるため、自分は動画制作に没頭することができるというメリットもありました。慣れてくると、自身のさらなるスキルアップの時間等も確保でき、現在はとても充実しています。
また、ナレーション案件が増え始めたこともあり、動画制作とナレーションを合わせて依頼されることも増えました。クライアント様からも「イメージ通りです!ありがとうございます」というお言葉をいただけた時は本当に嬉しかったです。
ー 今後、挑戦してみたいことを教えてください。
今後は、動画広告市場の拡大に伴い、小さな企業・商店でも動画広告を作れるサービス・環境が整ってきていると感じています。小さな商店が海外向けに動画広告を配信するなんてことも可能な状況です。そんな海外向け動画広告のナレーション依頼も視野に入れ、ネイティブ英語を話せるナレーターの発掘にも力を入れていきたいです。
そして、ナレーションだけでなく、動画制作+ナレーションを一括で受注できる体制を整え、クライアント様にスムーズに納品できる体制を整えていきたいと考えています。
選考委員会のコメント
ナレーション自体のクオリティはもちろん、録音レベルの音量や 音質の調整など細部までのこだわりは、まさにプロフェッショナ ルの一言。圧倒的な対応スピードとクオリティを実現いただき、KAIZENのナレーションの礎を築き上げていただきました。
【グロースハッカー募集中】
Kaizen Platformにおけるグロースハッカーは、クラウド上でディレクターやアナリストなどと一緒に「KAIZEN TEAM」を構築しWEBサイト改善や動画クリエイティブ制作等によって、お客さまのサービスをグロース(向上)させる役割を担います。
▼詳細はこちら
https://gh-portal.kaizenplatform.net/