「カイゼン」に挑戦しつづけた、10年の軌跡。Kaizen Platform 10th Anniversary Party レポート
2023年3月に創立10周年を迎えたKaizenPlatform。それを記念し、2023年5月19日、「Kaizen Platform 10th Anniversary Party」を開催しました。
10周年パーティーにはKaizen Platformのメンバーとそのご家族、OB・OG、Kaizen Platformグループの株式会社ディーゼロ及び株式会社ハイウェルのメンバー、日頃お世話になっているパートナーの皆様など、多くの関係者をお招きし、みんなで10周年という節目をお祝いしました。
今回はその様子をお届けします。
小さなカイゼンを積み上げ続けた10年間
KaizenPlatformは、2013年3月、サンフランシスコに米国法人「KAIZEN platform, Inc」として創業しました。
社名には、世界中のサイトや広告をカイゼンしていくことを通じて、デジタル人材と呼ばれるエンジニア、デザイナー、クリエイターやサービス提供者が自身の才能や情熱を解放し、活躍していく場を作っていきたいとの思いから、デジタル上でのユーザー体験をカイゼンしたいと考える全ての人のためのプラットフォームをつくろうという想いが込められています。
2017年4月には東京都港区に株式会社Kaizen Platformを設立、Kaizen platform USA, Incをサンフラシスコに設立。そして2020年12月に東京証券取引所マザーズ上場。
「KAIZEN the World なめらかな働き方で世界をカイゼンする」をミッションに掲げ、創業時から一貫して、日々小さなカイゼンを積み上げてきました。
オープニングムービーでは、CEOであるsudokenさんのアバターがChatGPTが作成したスピーチを読み上げるなど、AIをフル活用!AI活用を強化しているKaizen Platformならではのオープニングムービーとともに、10年間の軌跡が紹介されました。
ChatGPTで作成した原稿がこちらです。Sudokenさんの想いをヒアリングし、それを元に原稿を作成しましたが、完成度にビックリ。AIだと気づかない人もチラホラいるなど、これからの10年が本当に予測できないものになることを感じました。
Kaizenカルチャーの一端に触れる
ステージ上では創業メンバーやパートナーの皆様からのスピーチが行われました。
そしてなんと言ってもメインコンテンツは”参加者同士の歓談”。
お世話になっているパートナーの方々、普段なかなか話す機会のないグループ会社のメンバー、社員の家族の方々……。会場に集まった方々が所属などの垣根を超えて交流を深めていました。
実はKaizen Platformでは、創業時より定期的にイベントを開催し、社員の家族やパートナーをオフィスに招いていました。
それは「応援される会社になるための第一歩は、まず会社を知ってもらうこと」という考えからきています。だからこそKaizen Platformは積極的に会社を知ってもらう場を設け、コミュニケーションを図っています。
これはKaizen Platformのカルチャーの礎にもなっています。
次の10年も、世界をカイゼンし続ける
中盤では、グループ会社であるディーゼロ代表取締役 矢野修作氏とハイウェル代表取締役 近藤太氏によるスピーチが行われました。
ディーゼロは2021年7月に、ハイウェルは2022年10月に、それぞれグループにジョイン。2023年1月には、3社のグループシナジーを生かし、採用サイトの企画制作からダイレクトリクルーティングの強化まで一気通貫で支援する採用ソリューションの提供を開始しました。
これからも顧客の抱えるさまざまな課題に応えられるよう、より一層グループの連携を強化するという決意を込めて、ケーキ入刀を行いました。
最後に、sudokenさんの挨拶でパーティーは締めくくられました。
sudokenさんは今回のパーティーを振り返り、noteでこのように綴っています。
”Kaizen Platformは、「なめらかな働き方で、世界をカイゼンする」というミッションを掲げているんですが、何よりも自分自身がそれを体現する存在であろうと考えて、実践してきました。
結局のところ、会社は人です。
で、人との出会いというのは、やっぱり人が運んできてくれる事がほとんどです。”
”誰かの役に立てる人になりたいと思って仕事をしてきましたが、デジタルマーケティングでもDXでも基本は事業をカイゼンして成長させることができる人=グロースハッカー(成長請負人)でありたいと意識してきました。
それが世界をカイゼンすることにつながるし、何よりも自分自身が事業をカイゼンするグロースハッカーであれば、きっと周りの人たちがいいご縁を運んでくれるであろうと思って仕事をしてきましたが、昨日のパーティーで色んな方々からお祝いのメッセージをもらって、ああこれは間違ってなかったなと思いました。
もちろん1人では何もできないので、共鳴いただいた皆さんの温かいご厚情があって、多くのお客様のカイゼンができるようになった事をここに改めて申し添えさせていただきます。本当にありがとうございます。”
”実際は、カイゼンし続けるということを事業にやってみると想像以上に大変な事だらけでした。
そもそも他所様の事業をカイゼンする事業というのがなぜあんまりないのか?よくわかります。
だって、根本は余計なお世話なんですから。笑
現状に妥協してはいけないし、顧客と徹底して向き合うことも必要です。
イケテナイ時はイケテナイですとうるさく言わないといけないですし、それを引き起こしてしまっている組織の問題とも真正面から向き合う必要があります。
経営陣の皆さんとその手のバトルを繰り広げるなんて事もザラにあります。
ですから、他人が土足で事業に入り込む事を許容していただけないと、カイゼンすることができないんですが、この時点で容易なことではありません。
チーム全員で信頼を徹底して勝ち取らないとカイゼンなんてさせて頂けないのです。
(中略)
よくよく考えてみると、とても成立するのが難しい仕事です。
それでも理解してくれた顧客企業の皆さん、従業員の皆さん、グロースハッカーやパートナーの皆さんがいたからこそ、ユーザーの方を向いて、徹底して仕事する事ができたのだと思っています。”
”そして、今AIが登場し、顧客体験もさらに大きく変化していく時代に突入しています。
これからの10年の方がおそらくもっと変化が激しい10年になると思うのですが、また毎日、他社のユーザーに飽くなき関心を持ち続けて、愛を持ってカイゼンを続けていきたいと思っています。
これからも皆さんからの応援をよろしくお願いいたします。”
https://note.com/sudoken/n/n81c010efe95b
10周年パーティーの舞台裏
今回の10周年パーティーのキャッチコピーは「Kaizen Freaks(カイゼン中毒)」
参加いただいたみなさまへ「10年分の感謝と次の10年に向けてまた新しい1歩をみんなで踏み出そう」というメッセージを表現するべく、外部の協力をいただきながら企画から当日運営まで、全て社内の有志メンバーによって準備が進められました。
会場やメンバーの一体感を醸成するノベルティグッズ。ただの記念品ではなく、普段使いもできてもらって嬉しい気持ちになることを目指して、品物の選定からデザインまでこだわりました。デザインはグループ会社ディーゼロのデザイナーに全面協力頂いて、各グッズ毎にデザインパターンやカラバリを用意しました。
そして会場の装飾にはバルーンを採用。コーポレートカラーに合わせてステージやテーブル上、会場内に様々なバルーン装飾を設置しました。受付前にはフォトスポットも用意!ご来場いただいた方には記念に撮影してもらい、チェキを飾り付けて記念ボードも作成しました。
10年間、真摯にユーザーに向き合い、「カイゼン」に挑戦し続けてきたKaizen Platform。その歩みを止めることなく、次の10年、20年とさらに「カイゼン」すべく邁進する。
10周年パーティーの雰囲気は終始和やかなものでしたが、Kaizen Platformのメンバーからは創業時と変わらぬ野心と情熱、そして10年という年月を経たからこその自分自身への誇りと仲間への信頼、そして未来への確信が伝わってきました。
改めて、創業以来、お客様、パートナー、株主をはじめとするみなさまに支えていただいておりますこと、心より感謝申し上げます。
この先のKaizen Platformもどうぞよろしくお願いいたします。