Growth Hacker Awards 2021 受賞者インタビュー ---「福岡ソフトバンクホークス賞」「ニューカマー賞」 kageyamaさん
去る2月10日、第7回目となる、年に1度のグロースハッカーたちの祭典「Growth Hacker Awards 2021」をオンラインにて開催。昨年度、大幅な成長・成果を出したグロースハッカー達が表彰されました。
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今回は2021年度の「福岡ソフトバンクホークス賞」「ニューカマー賞」のダブル受賞をされたkageyamaさんにお話を聞きました。
ー 受賞されてのご感想を教えてください。
最初、連絡を貰った時はピンときていなかったのですが、授賞式でクライアント様からコメントをいただいたときに「自分の作った動画が役に立ったんだな」としみじみ実感しました。
今までは作るのに精いっぱいでしたが、受賞を通じて、Kaizen Platformの営業さんがいて、クライアント様がいて、エンドユーザーにつながるということを意識して制作できるようになりました。
▼ニューカマー賞発表時の様子
ー グロースハッカーになったきっかけは何ですか。
ベンチャー企業でクリエイターとして働いていたのですが、あまり仕事が無い時期があり、とにかくたくさん営業しようと思って制作会社にメールを送りまくりました。その中にKaizen Platformがあり、グロースハッカーの存在を知り、登録して今に至ります。ちょうど1年前くらいのことです。
ー お仕事を進める中で意識していること、大切にしていることを教えてください。
動画を作るときは、それを何のために作るのか、そのシーンで伝えたいことは何なのか、コンセプトの部分をじっくり考えています。
ほとんどの人はYouTubeやSNSで広告が出てきても見てくれません。最初の数秒で「あっ」と思ってもらえなければ、動画としての役目を果たさないままで終わってしまいます。
日ごろからアンテナを張っておき、良いなと思った広告があったら保存する。そして、何が良いと思ったポイントだったのかを自分なりに分析し、次の制作に活かせるように準備しています。
ー グロースハッカーになって苦労したことを教えてください。
最初の頃は全然効率よく作ることができませんでした。1本制作するのに1日かかったりもしていました。数をこなすうちに自分の中で流れができてきたと思います。
また、納品した動画について「クオリティを満たしてない」と厳しい言葉をいただいたこともありました。今見直すと「たしかに」と思う内容です。
当時は新しいアイデアも出せなく、ただただ見本通りに作ることしかできなかったのが悔しくて「もっと引き出しを増やさないと!」と思った瞬間でした。苦いけれども、すごく良い経験になりました。
私は現在もまだ、指示書の内容を正確に読み解いて、ユーザーの感情を揺さぶるような広告を常に作れているとは思っていません。アイデアの引き出しを増やして、もっともっと腕を磨いていきたいです。
ー 今後、挑戦してみたいことを教えてください。
私がクリエイターになりたいと思ったキッカケが、趣味でやっている音楽バンドのホームページを作る機会があり、実際に自分が作ったホームページからお問い合わせをいただいたことでした。
お問い合わせの内容は「○○でライブしませんか?」みたいな、よくある出演バンド募集営業でした。実は、その問い合わせから実際にそこで演奏したんです笑。出演したステージで演奏後に拍手をいただいたときに、あのホームページを作っていなかったら今この場は存在していなくて、もしかしたら今日ここで自分たちがこのステージに立ったことで、何かと何かが出会って誰かの人生が変わったりするのかもしれない。小さなきっかけが誰かの人生の素敵な出会いにつながるのかもしれない。そんなことを感じました。
作ることは伝えること。素敵な出会いのきっかけを作る仕事がしたいとこの経験から思うようになりました。
動画だけじゃなくホームページやチラシなど、その時ベストな提案をできるような人間になりたいです。
選考委員会のコメント
■福岡ソフトバンクホークス賞
提供素材を活かしつつ、独自のデザインも盛り込み、オリジナリティを表現。その結果、リーグ終盤戦を盛り上げるにふさわしい動画に仕立てていただきました。
■ニューカマー賞
2020年1月からグロースハッカーとしてご参画いただきました。 参画後の成長が著しく、今では安定したクオリティと圧倒的な制作スピードで活動に貢献いただいております。特に顧客の意図を汲み取ろうと考えるホスピタリティが素晴らしく、ご自身の成長意欲と相まって初年度とは思えない活躍をしていただいた2020年でした。
今年も引き続きのさらなる活躍を大変期待しています。
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