社会を変革するDX人材を輩出するために。Kaizen Platformを駆動するカルチャーとルール
Kaizen Platformは、ミッションとして掲げる「KAIZEN the World なめらかな働き方で世界をカイゼンする」の実現に向けて、「グロースハッカー・ウェイ」を策定しました。
https://kaizenplatform.co.jp/news/2022-0929-growth-hacker-way
「グロースハッカー・ウェイ」とは、日本のDX人材不足の課題解決に向けて、デジタルファースト時代の仕事の在り方を再定義するべく、Kaizen Platformが体現し、大事にしている人事制度や企業文化の根底にある主義をまとめたものです。そしてこれは、VALUE(メンバーに求める行動指針)とPRINCIPLE(経営チームが大事にしている価値観と働く環境)から成っています。
VALUEの「改善者たれ」は、以前より定めていたものですが、今回「グロースハッカー・ウェイ」を策定するにあたり、新たにPRINCIPLEを定めました。
そこで今回、PRINCIPLEとして掲げている5つのメッセージの背景や具体的な内容を代表の須藤憲司さんに伺いました。
Kaizenを支える5つのカルチャーと制度
PRINCIPLEは、改めて自分が創業以来大事にしている価値観や働く環境とは何かを言葉にしたものです。経営側として、会社のメンバーにこうあってほしい、こういう考え方を大事にしてもらいたいという願いとも言えますし、経営陣が大事にしている考え方の原理原則とも言えます。
①才能と情熱に賭ける:
やる気とパフォーマンスに応じて、ミッション/報酬など可能性は無限大。フラットな関係性で極力ノイズを減らして働く時間や経歴ではなく、成果の質をみるグレード制度。
②チームシップ:
チームでの成果にコミットする。違う才能が集まるからこそリスペクトし助け合い、互いの成長を支援。(参考書籍の購入・副業・勉強会やカンファレンスへの積極参加もウェルカム)
③エクストリーム・フレックス:
顧客やチームに迷惑かけなければ、時間もチーム毎に自由な設計のフルフレックス。雇用スタイルも様々。副業/兼業も出戻りも歓迎。
④Work from Anywhere:
通勤のために苦しむ毎日なんて楽しくない。フルリモートワーク可。働く場所も住む場所も、世界中どこでもOK。
⑤人生の尊重:
あなたのやりたいこと、趣味やあなたの家族を皆で大事にしています。何かあった時は常に家族優先の文化。
才能と情熱に賭ける:成長のためのチャンスを与える
創業時より、「個人の才能と情熱を解放する」というメッセージを掲げていました。なぜなら、才能と情熱を解放した先に成長があると考えていたからです。
ただ、これまでなぜ自分が成長できたのかを振り返ると、「誰かがチャンスを与えてくれた」というのも理由の一つでした。
人の成長曲線は、真っ直ぐではありません。長く伸び悩んだり、深く沈んだりすることもあるなど、人の成長はドラマチックな線を描きます。
ドラマは、人と人との間に生まれます。結局、人と仕事をするのは楽しいんですよね。いい仲間やお客さんに恵まれていることが、仕事を楽しくする秘訣だと思っています。もちろん苦労はありますが、いい人たちと経験する苦労は、成長につながります。一緒に苦労する分にはいいんです。
自分が成長してこれたのは、そういった周囲の人たちが自分を盛り立て、チャンスをくれたからです。だからこそ、これからは自分がチャンスを与えるポジションとなり、いろんな人がヒーローになる会社にしたいと思いました。
チャンスを与えると言っても、その先の成長を期待するのであれば、大きなチャンスでなければ意味がありません。一見成功率は低くても、才能と情熱を信じて大胆に賭けるからこそ、その個人にとっての大きな成長が叶うと考えています。
チームシップ:互いの違いを尊敬し合う
会社は、個人ではできないことを成し遂げるために存在しています。自分と同じような人ばかり集めても、そこに成長はないので、違う能力を持っている人を集めないといけません。そして、違う才能をリスペクトすることが重要です。
リスペクトと言うと難しく感じるかもしれませんが、「あの人は、何がすごいのかわからないけど、すごい」と思えるのが大事です。
今、企業においてダイバーシティ&インクルージョンの推進が求められていますが、特に重要なのはインクルージョンです。創業時から一貫して、「なんかすごい」と思える部分を持っていて、一緒に仕事をしたら面白そうという人を採用してきましたし、それはこれからも変わりません。
エクストリーム・フレックス、Work from Anywhere、人生の尊重:応援される仕事と会社になる
「エクストリーム・フレックス」と「Work from Anywhere」は、創業時から大事にしていた「世界のどこにいても働ける」を制度化したものです。そして、これらは「人生の尊重」を下支えするものです。
人生の尊重は、5つの中でもとりわけ重要な役割を担っています。
人生の尊重に「何かあった時は常に家族優先の文化」と記しているのは、創業時の採用シーンがきっかけでした。
一人目のエンジニアとして入社した方は、最初にリクルーティングしたとき「今度、子供が生まれるんです。だから奥さんから、怪しい会社には行かないでほしいと言われて……」と断られました。そこで、「奥さんも交えて、一緒にご飯行きましょう」と提案し、お話する機会をいただきました。最終的に、奥さんから「怪しくないし、楽しそうな会社だね」と言っていただき、その方はKaizen Platformに来てくれることになりました。他にも、入社を迷っていると家族に相談したら「応援するよ」と言われたのでKaizen Platformに入った、という社員もいます。
つまり、ご家族の応援がなければ、採用はうまくいきませんでした。それ以来、「家族に応援される会社になろう」と決め、「家族が第一優先」を徹底しました。子供が熱を出すなど病気のときはすぐ帰ってもらうのはもちろん、平日でも家族行事を優先してもらうようにしています。その代わり、業務に皺寄せが来ないようみんなで助け合うようにしています。
また、コロナ禍以前は、ご家族の皆さんを会社に招くようにしていました。これは私自身の経験からきているのですが、幼い頃、私の父は証券会社に勤めていて、朝は早く夜は遅いという生活を送っていました。会話をする機会も少なく、どのような仕事をしているのか知りませんでした。そのため、父との時間を奪う会社を好ましく思っていませんでした。ただ、何年か経って仕事の内容や、当時の会社の様子を知ったとき、今なら朝から晩まで働く父を応援できるなと感じたんです。
自分の親やパートナーの会社を知る。これが、会社を応援したくなる第一歩なので、定期的にパーティーを開催するなどして、招待していました。
その結果、Kaizen Platformがピンチに陥ったときに誰も辞めず、むしろ遅くまで働くことを許してくれるなど、折に触れてご家族の応援を直に感じるようになりました。
また、人生の尊重は、コーポレートガバナンスの観点でも非常に重要です。
家族を大事にすると掲げることで、家族に対して恥ずかしい仕事をさせていないか? 恥ずかしい仕事をしていないか? という経営陣及び社員への抑止力にもなります。いくらコンプライアンスを徹底しても、グレーゾーンは存在します。法律的にはOKだけど、第三者から見たら眉を顰められてしまうような仕事をなくすという意味でも、重要な役割を担っています。
DX人材輩出企業として、日本のDXを加速する
繰り返しになりますが、PRINCIPLEは今回新たに定めたというものではなく、創業以来大事にしている価値観や働く環境を改めて言語化したものです。
そこにVALUEである「改善者たれ」を加えたものが、「グロースハッカー・ウェイ」です。
年功序列や終身雇用が崩れ、「自律した個」が求められている今、会社に所属しなくとも仕事をすることはできます。そんな中、わざわざ会社で働く究極的な意味は何か。それは、「そこにいる人たちと仕事をすることが、自分にとって意味があるから」です。
チームシップでも触れましたが、会社は、個人ではできないことを成し遂げるために存在しています。
「この会社だから、働きたい」と思ってもらえることが会社の存在意義であり、それは会社の価値観に宿っています。
「グロースハッカー・ウェイ」は、創業以来、KaizenをKaizenたらしめてきた価値観を言語化したものです。この価値観に共感したたくさんの才能がKaizen Platformというプラットフォームに集まり、企業でも個人でもそこに自由にアクセスすることでさらに大きく広がっていく。そんななめらかな働き方を実現し、DX人材を輩出することで日本のDX推進に貢献していきたいと考えています。
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