ROI10倍超を達成したSUBARUのデジマ改善。店舗送客最大化への挑戦
こんにちは!Kaizen note編集部です。
先日、Kaizen Platformが主催するオンラインイベント「DX Drive」が開催されました。DX Driveは「日本のDXを加速する。」をコンセプトに、最前線でDXに取り組んでいるゲストをお迎えし、DXの"今"と"リアリティ"をお届けするイベントです。
今回は、株式会社SUBARUの川﨑みさ旗様をゲストにお迎えし、「ROI10倍超!SUBARUが行う店舗送客最大化のためのデジマ改善と今後の展望」と題して、デジタルマーケティング改革の取り組みについてお話しいただきました。
本記事では、SUBARU様の革新的な取り組みをダイジェストでお伝えします!
店舗送客数最大化への課題と解決策
SUBARUの店舗送客数の最大化を図るにあたっての主要な課題として、川﨑様は以下の2点を挙げました。
1. 適切なKPI設定
2. 環境変化に伴うKPIの停滞
これらの課題に対し、3つの打ち手を実施しました。
1. 店舗送客に直結するKPIの再設計
- 「試乗予約」「来店予約」といった、より店舗送客に近いCVポイントを新たに設定
2. ファーストパーティデータの活用
- SUBARU IDを使って分散していたデータを統合し、効率的な広告配信を実現
3. 顧客体験の改善(UI/UX改善)
- フォーム改善や流入の多いページの改善を通じて、CVRの向上を達成
3つ目の「顧客体験の改善」については、より店舗送客に近いCVポイントを新KPIとすることで、離脱が増えてCV数が減少するのではないかという懸念がありました。そこで、各導線での水漏れを防ぐための顧客体験の改善に取り組み、新KPIにおけるCV数の増加を目指すべく、Kaizen Platformと一緒に取り組むこととなりました。
これらの取り組みにより、試乗予約完了のCVRが3.77倍に改善されるなど、大きな成果を上げることができました。
Kaizen Platformとの協働による成果
川﨑様は、Kaizen Platformとの取り組みを振り返り、以下のような点を高く評価してくださいました。
1. 予想以上の改善効果
- 「改善でこんなに変わるんだ」という驚きがあり、遷移率の大幅な向上を実現
2. 新しい改善アプローチの提案
- 広告専用LPの作成など、既存の改善手法以外のアプローチも学べた
3. A/Bテストの有効性
- 同じ環境で比較できることで、明確な結果が得られ、納得しやすい
4. 知識の蓄積と活用
- 改善のベストプラクティスを学び、社内でも活用できるスキルを獲得
Kaizen Platformとの協業を通じて、PDCAサイクルの重要性を再認識し、改善を積み重ねることの価値を実感されたそうです。
詳細な内容や、今後のSUBARU様のデジタルマーケティング戦略については、ぜひ「【DX Drive レポート】ROI10倍超!SUBARUが行う店舗送客最大化のためのデジマ改善と今後の展望」をご覧ください。
SUBARU様の取り組みから、皆さまのデジタルマーケティング戦略にも活かせるヒントが見つかるかもしれません。
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