見出し画像

ROI10倍超を達成したSUBARUのデジマ改善。店舗送客最大化への挑戦

こんにちは!Kaizen note編集部です。

先日、Kaizen Platformが主催するオンラインイベント「DX Drive」が開催されました。DX Driveは「日本のDXを加速する。」をコンセプトに、最前線でDXに取り組んでいるゲストをお迎えし、DXの"今"と"リアリティ"をお届けするイベントです。

今回は、株式会社SUBARUの川﨑みさ旗様をゲストにお迎えし、「ROI10倍超!SUBARUが行う店舗送客最大化のためのデジマ改善と今後の展望」と題して、デジタルマーケティング改革の取り組みについてお話しいただきました。

本記事では、SUBARU様の革新的な取り組みをダイジェストでお伝えします!

株式会社SUBARU 川﨑 みさ旗様

株式会社SUBARU
国内営業本部 マーケティング推進部 宣伝課
川﨑 みさ旗
2007年に新卒で鉄鋼メーカーに入社し製鉄所の生産管理部門にて工場の改善業務にあたる。その後2016年に富士重工業株式会社(現株式会社SUBARU)の航空宇宙カンパニーに中途入社し新多用途ヘリコプターのWEBサイト制作などを経験。2022年に社内公募制にてかねてから希望していたマーケティング推進部に異動し、オウンドサイトの運営・改善やデジタル広告を担当している。

店舗送客数最大化への課題と解決策

SUBARUの店舗送客数の最大化を図るにあたっての主要な課題として、川﨑様は以下の2点を挙げました。

1. 適切なKPI設定
2. 環境変化に伴うKPIの停滞

これらの課題に対し、3つの打ち手を実施しました。

1. 店舗送客に直結するKPIの再設計
   - 「試乗予約」「来店予約」といった、より店舗送客に近いCVポイントを新たに設定
2. ファーストパーティデータの活用
   - SUBARU IDを使って分散していたデータを統合し、効率的な広告配信を実現
3. 顧客体験の改善(UI/UX改善)
   - フォーム改善や流入の多いページの改善を通じて、CVRの向上を達成

3つ目の「顧客体験の改善」については、より店舗送客に近いCVポイントを新KPIとすることで、離脱が増えてCV数が減少するのではないかという懸念がありました。そこで、各導線での水漏れを防ぐための顧客体験の改善に取り組み、新KPIにおけるCV数の増加を目指すべく、Kaizen Platformと一緒に取り組むこととなりました。

これらの取り組みにより、試乗予約完了のCVRが3.77倍に改善されるなど、大きな成果を上げることができました。

Kaizen Platformとの協働による成果

川﨑様は、Kaizen Platformとの取り組みを振り返り、以下のような点を高く評価してくださいました。

1. 予想以上の改善効果
   - 「改善でこんなに変わるんだ」という驚きがあり、遷移率の大幅な向上を実現
2. 新しい改善アプローチの提案
   - 広告専用LPの作成など、既存の改善手法以外のアプローチも学べた
3. A/Bテストの有効性
   - 同じ環境で比較できることで、明確な結果が得られ、納得しやすい
4. 知識の蓄積と活用
   - 改善のベストプラクティスを学び、社内でも活用できるスキルを獲得

Kaizen Platformとの協業を通じて、PDCAサイクルの重要性を再認識し、改善を積み重ねることの価値を実感されたそうです。

詳細な内容や、今後のSUBARU様のデジタルマーケティング戦略については、ぜひ「【DX Drive レポート】ROI10倍超!SUBARUが行う店舗送客最大化のためのデジマ改善と今後の展望」をご覧ください。

SUBARU様の取り組みから、皆さまのデジタルマーケティング戦略にも活かせるヒントが見つかるかもしれません。



・企業サイト
https://kaizenplatform.co.jp/

・IR情報
https://kaizenplatform.co.jp/ir/

・採用サイト
https://recruit.kaizenplatform.co.jp/

・公式X
https://twitter.com/kaizenpfm